岡石さんてどんな人?

写真をクリックすると緊張した岡石がしゃべります

岡石 笑佳(おかいし えみか)


笑う家事には福来る わらかじ屋/YouTuber


フルタイム×ワーママ歴15年。一男一女の母。

結婚・出産後、一戸建てに引っ越すも、モノと家事が増えてしまう。家事ストレスから解放されるべく2008年に「大掃除リスト」発案後、家事ストレスを軽減する仕組みを次々に考案。

しかし、家事、育児、仕事にストレスが加わり2010年にはうつ病を発症。その後、「自分の本当の気持ち」に目を向け、マインドを整えることで自分を褒める家事をしながら、家事を楽しめるまでになる。

モノ、仕事、話合いを整理し仕組み化することが得意であり、述べ10,000人以上の学生を指導した経験を活し、セミナー活動やオンリーワンの家事システム作りで活躍中。

机上の空論ではない実生活に活かせるセミナーや一人一人を肯定する人柄が指示され、口コミで片付け訪問の依頼を受け始める。時間に追われるだけの毎日に悩むママが、自分の時間を生むため続けられる家事、完璧主義を手放してご機嫌主義の家事システムの提案を続けている。

【はじまり】

仕事と家事を育児を両立する大変さを痛感しつつ、歩行困難、失声症、難聴、原因不明の微熱2か月間、うつ病を発病しながらフルタイムで勤続すること23年目の年。

主人のアメリカ赴任をきっかけに会社員を続けることへの不安に襲われ、自分がどうしたいか考えるようになる。

「私がワーママを続けられたのは、

『大掃除リスト』が私を褒めてくれたから。

 認めてくれたから。

 今まで経験した辛い家事を

 今

 家事に困っているワーママが経験する必要はない。

 私が困って、考えて、解決してきた方法を伝えたい。

 ワーママ自身が自分を褒める家事システムを広げたい。」

そして

私の中の声に従う決意をした。

【子供時代】

埼玉県生まれ。

父、母、妹の4人家族の長女。


夕飯の母の手作り餃子は一人3個まで。

すき焼きの時の牛肉を「まずいな~」と言いながら笑顔で食べる父。


お金に余裕があるわけではないが

父は話を聞いてくれ、働き者の母はいつも笑顔、可愛い妹と過ごす幸せな時間だった。

私はというと子供の頃から片付けが大好き。

小学生の頃、数か月ごとに自分の机の中を全出し。

中を拭き浄めて、モノを戻し入れる、という

今と同じスタイルで方付けをしていた。

とうとう自分の机だけでは飽き足らず、家族の押し入れの中の全出しを片付けを楽しんでいた。

【一人暮らしの寂しさから悪化した過食嘔吐】

年頃になり、食欲とダイエットの狭間で過食嘔吐がはじまった。

就職してからは、親と離れての一人暮らし。

友人もいない土地。

寂しい。

寂しい。

寂しい。

過食嘔吐が悪化。

週末は、吐くための食べ物を買いに行く。

トイレで泣きながら「助けて」と言う自分。

心の隙間を食べ物で埋めようとしていた。

持て余す時間を食べては吐く時間で埋めていた。

必要なのは、モノでも時間でもなくて

心が満たされること。

この時私の心は空っぽだったんだと思う。




【母からの影響と予想外の母業】

母は朝早く起き食事の準備や家事をしてから仕事に行き

夕方帰ってから夕飯を作ってくれた。

週末は家中の掃除機かけと布団干しと洗濯で大忙し。

それでも、笑顔を絶やさず鼻歌を歌って家事をする母を見て、

「お母さん=仕事をしながら家事を楽しくする人」

とインプットされた。

自分が大人になり、就職、結婚、子供を授かり、念願の一軒家も持つ。

自分で選んだ選択ばかり。

子供の頃に思い描いていた母像の体現。

母と同じ立場になって、驚いた。


「全然余裕がない。」


週末家事に追われていると

「ママ、怒ってる?」

と子供に言われる程、笑顔を忘れていた。

自分で選んで結婚し、子供を授かり、仕事も続けてきた。それが『幸せ』だと思っていた。

なのに

初めての育児で悩み、広くなった家ではモノと家事が増え、体力仕事をする毎日。


「こんなはずじゃなかった」

「ワーママって、こんなに大変なんだ」


経験して、初めて知った。

【なんで笑顔を忘れていたのか?】

家事に追われるがまま動いていたので

時間に追われる仕組みになっていた。

さらに

職場の仕事は私の仕事

家事も育児も私の仕事

と思い込んでいた。


朝のゴミ出しも

子供の看病も

保育園の送迎も

宿題を見るのも

買い物をするのも

自治会の役員をするのも

回覧版をまわすのも

料理をするのも

食器を洗うのも

洗濯を干すのも

畳むのも

掃除をするのも

布団を干すのも

子供を塾に連れていくのも

子供のトラブルで謝るのも

夜泣きの世話をするのも

集金のお金を用意するのも

銀行周りをするのも

子供の制服合わせに行くのも

PTAの役員をするのも

母の日や父の日のプレゼントを用意するのも

全部

全部

私の仕事。

一体、いつ笑ったらいいの?

【大掃除をしない決断➡大掃除をする決断】

家を建てたはいいけれど、年末の大掃除は私の仕事に入る余地がなかった。

そんなある年末、お義父さんがうちの車を洗車。


「このまま年越しさせるんじゃ、かわいそうだからよ」


このままじゃ、いけない。

洗車もしなきゃ。大掃除もしなきゃ。

そう思いながら、半年が過ぎた時

「そういえば、掃除の場所を分けてやる方法があるらしい。

 年末にまとめてしなければ、私にも大掃除できるかも。」


2008年 転機を迎えた。


大掃除したい場所のリストをノートに書き出すと

全部で31か所。

掃除を終えたら、ご褒美シールを貼るという仕組みを開始。

すると


嬉しい。


今まで、頑張っても褒められることのなかった家事。

でも、掃除した場所にシールをはることで、得も言われぬ達成感があった。

「なんだか、嬉しい。もう一か所、掃除してみようなか」

ご褒美が欲しくて、シールを貼りたくて、達成感を味わいたくて

どんどん掃除を進めてしまう。

ご褒美シールの虜になってしまった。

【どんどん家事が楽になっていく】

毎月の小掃除でモノを全出ししていたある日

「もっとモノが少なければ、出し入れが楽になるかも」

そこで、やましたひでこさんの断捨離©と近藤麻理恵さんのときめきメソッドの実施。


布おむつとおむつカバー

流行遅れ・サイズ違いの持っているだけで着てこなかった服

使う当てがないキレイなビニール袋

子供が使っていたおもちゃ

など、45Lのゴミ袋65袋分のモノを手放した。


毎月の小掃除を続けるうちに

モノ探しの時間

ゴミ捨ての時間

二度買いの手間とお金

普段掃除の時間

片付けにくい家のストレスが減り

代わりに

家族で公園にいく時間

趣味の太鼓の自分時間

家での笑顔が増えた。


忙しくて必死に頑張っていた

時間との勝負だった家事の中で、笑顔を忘れていた私。

気付けば、笑顔で家事をするようになっていた。

時間に余裕ができると、気持ちにも余裕ができるもの。

今まで抱え込んでいた家事の捉え方も変わっていった。


家事は私だけの仕事じゃない

家族とシェアできれば

子供だって自立できる

1から10まで手を出すのも愛情だけど、子供の自立のために家事をやってもらうのも愛情

家事シェアが始まった。

その後、主人がアメリカに単身赴任になったが、家事を一緒にしてくれた主人。

だから、なんにも心配することがなかた。

もし、子供が一人暮らしになったとしても、私は家事での心配ない。

自立できる家事力を、彼らはちゃんと培っている。


家族分の夕飯を作ってくれる息子。

私が体調不良だと「食器洗いと洗濯干しておくから、お母さんはもう寝てて」

と言ってくれる娘。

掃除機かけは子供のお小遣いになるお仕事なので、慣れたモノ。

きっと、今私が1週間ほど家を空けても大丈夫だと言い切れる。

「こんな子育てもあるんだ」

結果をみて、驚くばかり。

私の家事がどんどん楽になっていく。

あんなにできないと思っていた大掃除。

時間がないと思っていた大掃除。

でも、大掃除をすると決めてから、ストレスじゃない家事が始まった。

【大掃除で笑顔の家事を実現】

現在、掃除箇所は58か所。今も、大掃除が楽しくて仕方ありません。

それは、ご褒美シールが褒めてくれたから。達成感が嬉しいから。

だから、今まで続けることができた。

大掃除リストは1年更新。

その都度、どこをキレイにしたいのか。年に何回掃除をしたいのか。自分と向き合ってリストを作成します。

大掃除の手順は、全出し➡掃除➡モノの見直し厳選➡戻し入れる(出す準備)。だから、常にモノと向き合います。

今、そのモノが生きているのか?今、必要なのか?

私は今、何が必要なのか?何が好きなのか?

大掃除を続ける中で、自分と向き合い続ける。自分と対話していく。

そして、1か所小掃除ができればご褒美シール。自己肯定感があがり、自己承認もできる。

自分のやりたいこと、自分の好きなことが分かるようになっていきます。

実は、『自分を知る』が私には難しかった。

職場の仲間、家族の顔色を伺って、言葉を選んでました。用意されたケーキを選ぶ際は「私はなんでもいいよ」としか言えなかった。自分の好きを考えるより、その場が収まることが大事でした。

でも、今は違います。自分が好きなケーキを考えることができます。自分の好きが分かる。

だから、笑顔で過ごせています。

ママが笑顔だと、子供も笑顔で過ごせます。

子供が笑顔だと、パパも元気。

パパが元気だと、会社も元気。

そうなると、日本が笑顔になると思ってます。

そのために、まずはママが笑顔になること。

GM大掃除リストで私は笑顔を手に入れることができました。

子供の頃憧れた、母のような笑顔の家事。

ようやく夢が実現できました。

【仕事への思い】

25年間勤務してきた職場では、延べ1万人の学生指導。その中で

『人はそれぞれ

10の説明で1つ理解する人。

1つの説明で5理解する人。

アプローチ方法も感じ方もみんな違う。

その全てに一理あり。全てが正解。』

を学んだ。

また、寂しさから悪化した過食嘔吐の経験から

『モノや時間だけでは幸せになれない。心が満たされて幸せを感じられること』

も学んだ。

自分の幸せって何か?

その部分をフォーカスし、その幸せを実現するための時間作りをしていきたい。

その人に寄り添った思いを仕組み化するのが私の使命だと思っています。

時間を生むための家事動線は自動車と同じ。

エンジンを直してもアクセルと繋がらないと動かない。

タイヤが付いていてもブレーキがないと使えない。

だから

家事は家の片付け、買い物方法、タイムテーブルの組み方、自分との対話の全てを繋げて整えることが大事です。

一か所ではなく、全体を片付ける。

それから、自分がライフスタイルに添った収納をするから、時短家事が実現します。

家を整える。ライフスタイルを整える。自分の気持ちを整える。

あなたに寄り添う伴走者。

それが私のお仕事です。

【座右の銘】  

「笑う家事には福来る」


【資格】    

整理収納アドバイザー

時短家事コーディネーター®

心理カウンセラー

クリンネスト

グリーンコーディネーター

農業技術検定


【苦手なこと】 

毎日のご飯作り

〆切

仕事や話合いが滞ること

地理(5年通ったスキー場の所在県いまだにふわふわ)


【得意なこと】 

モノ、イベント、話し合いを整理すること

仕組みを考えること

コツコツ続けること

褒めること


【強み】    

15年間のワーキングマザーで培った時短家事スキル

精神疾患を数多く体験したこと

頑張り屋の気持ちがよくわかること

自分を責める傾向が強い人の気持ちがわかること

褒められると嬉しい気持ちを知っていること

笑顔が好きなこと

【経 歴】

1974年   埼玉県にて誕生。4人家族の長女。

1982年   将来の夢は舞妓さん

1986年   「風の谷のナウシカ」に感動し砂漠緑化を夢見る

1987年   浴衣着付けを独学

1993年   短期大学入学

      ダイエットのため、過食嘔吐が始まる

1995年   就職

       一人暮らしの寂しさから過食嘔吐悪化

1998年   仕事を1か月休み、植林ボランティアに参加

2003年   結婚

      寂しさから解放され、過食嘔吐を克服

2004年   長男 誕生

2006年   長女 誕生

2007年   育児休暇中、普段着が着物の生活を満喫

2008年   娘が日舞を始める。毎週、着物を着付け始める

2009年   仕事復帰。大掃除のリスト化が365日分の献立を作る

2010年   仕事・家事・育児にストレスが加わりうつ病発症

2012年   心身共に疲れ果て歩行困難になる

       気功でなおしてもらう  

2014年ころ  自宅の断捨離©(やましたひでこ氏考案)

       ときめきメソッド片付け(近藤麻理恵氏考案)を実施

       45Lゴミ袋65袋相当を手放す

       片付けに目覚め、里帰りの際 実家の断捨離を始めるようになる

2015年   娘、日舞引退。この年まで、舞台着付け、和化粧、日本髪など実践 

2017年   浴衣着付け教室を開催

2018年2月  和太鼓チームの舞台衣装の着付けを担当  

2018年6月  主人アメリカ赴任決定

       情緒不安定となり一時 失声症となる

2018年12月 数秘術に出会い起業への背中を押してもらう

        ブログ開始

        実家の生前整理終了

       クリンネスト1級取得

2019年1月  レイキを教わり日々の生活に取り入れる

        友人宅の片付け開始

       「大掃除いらずの12ヵ月小掃除リストセミナー」開催

       「我が家の夕飯献立表セミナー」開催

2019年2月  時短家事のHP開設

2019年3月  数秘術講座 受講

2019年4月  「手放す体験×整理収納セミナー」

       以降、毎月セミナーを開催

2019年9月  大阪にて献立貯金セミナー開催

2019年11月  整理収納アドバイザー1級取得

2019年12月  整理収納アドバイザー1級試験 優秀作品選出

2020年2月   小学生ママが着付ける袴教室開催

2020年3月   時短家事コーディネーター® 資格取得

2020年7月   心理カウンセラー 資格取得

        オンライン全国イベント「時短家事フェスタ」お悩み相談員として参加

        あつぎ子ども食堂への余剰野菜提供のパイプ役として始動

2020年7月   TAハッピーカード講座 受講

2020年8月   訪問着自装着付け教室開催

        オンライン浴衣着付け教室開催

2020年9月   ワークライフインテグレーションHPに時短家事コラム掲載

2020年11月   「えみかさん、振袖着付けできますか?」と聞かれ

       できない自分に違和感を感じる

2020年12月  振袖着付けができる自分になる決意

2021年1月  成人式の小物回しに参加

       横浜着物着付け専門店「HARU」受講開始

2021年3月  時短家事コーディネーター🄬BASIC認定講師となる

2021年5月  産前産後のママの笑顔作り「With Mammy」運営 統括就任

​2021年6月  ラジオFMカノン 出演

2021年8月  宮ケ瀬着付け撮影会 開始

       花嫁着付けスクール生となる

2022年1月  大手着物スタジオ着付けチームリーダー就任

   3月  「笑う家事には福来る」YouTubeチームアップ

       オンライン片付け講座開始(全6回)

2022年4月  花嫁着付けスクール卒業

2022年6月  オンライン着付教室開始

2022年8月  産前産後のママの笑顔作り「With Mammy」運営 統括を卒業

2022年9月  川崎市多摩公民館より時短家事にまつわる講師依頼(2回)